MT10月号 編集後記
イギリス軍との百年戦争におけるフランス・オルレアン開放に勝利した故はたった一人の少女が起こした奇跡------ジャンヌ・ダルク。先日、この少女の物語を綴った映画を見た。彼女は神の啓示によって革命に一人立つわけだが、革命にまつわる史実には一人の人間が持つ信念によって状況を打破していくという姿が度々見られる。中でも「ブレイブ・ハート」は、主人公ウィリアム・ウォレスによって、これもまたイギリス軍からアイルランドを開放した革命史を綴った作品で、私が一番好きな映画だ。一人の人間が持つ信念------その凄まじくも高貴な精神による人間の姿というのは、時に「人間離れ」していると思われがちだが、実は一番人間らしい姿なのだと実感した。
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